平成二十五年 卯月

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個展をやってまして、それが今日まででして、とても小規模なもので片付けもあっという間に終わりまして、ギャラリーの先生たちや手伝ってくれた H君と軽くお茶をしばいて打ち上げて帰宅して、片付けられるところまでは片付けて、それほど疲れはないのだけどふわふわとした気分で。


思っていたよりもたくさんの人たちが来てくれたようで、それはとても嬉しく、初めての個展だったので御祝儀もあったと思うけど、とにかく上手くいったのだと思う。
 観てほしかったというか、遠地に暮らしていたので報告だけでもしたかった人がいたのだけど、その人はもう永遠の27歳だし、連絡手段もないので、それがもどかしい。今回の展示のことだけでなく、細々ながらフリーランスでやっていることとか——無職でグズグズのおれしか知らなかったから、いちいち報告したいことはあるんだけどその度にもどかしい。何か成果が挙がる度に、もどかしい。
 それは案外、直接的に悲しかったことよりも堪えるものなんだよ。彼女の方がどう思ってたかはわかんないけどね。
 また明日からもどかしい毎日がつづく。ただ、それを指に埋まったトゲのようには感じても、積極的に折り合いをつけようとも思えないのだけど。


まあ、それはそれとしておつかれさま! おれは今日、祝杯を挙げていい。


Apr. 28, Sun.

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